なぜ韓国人男性は日本人女性にモテるのか

米紙「韓国の男性は“アジアのイタリア人”」


 「日本人女性の財布の中身はソウルにつぎ込まれている!」

 米国のシカゴ・トリビューン紙がアジアの韓流ブーム現象を特集し、注目を浴びている。同紙インターネット版は4日(韓国時間)、「日本の女性たちはソウルの男性とお付き合いするために血眼になっている」という見出しの記事を掲載した。これは韓流ブームについての記事だ。

 天井知らずの人気を誇る韓流スターたちの出演料も詳しく紹介している。同紙は「韓国の人気男優たちはハリウッドを除けば最高の待遇で迎えられる俳優になった。ドラマ『冬のソナタ』のペ・ヨンジュンは現在、映画1本当たり500万ドル(約5億8300万円)のギャラが設定されている。また、彼は各種事業を展開し、その資産は1億ドル(約116億円)近い。その他、チャン・ドンゴンやリュ・シウォンなどの韓流スター9人も年間1000万ドル(約11億6000万円)以上を稼ぎ出している」と報じた。そして「こうした韓流ブームのおかげで、韓国の観光産業は右肩上がりで、韓流スター関連グッズも飛ぶように売れている」と付け加えた。 特に、この現象は日本だけでなく中国や、ベトナムなど東南アジアにも広がっている、と分析している。

 また、「韓国の男性は“アジアのイタリア人”と呼ばれている」とも報じている。「健康な体と2年間の徴兵義務で、韓国の若い男性はアジアで最も心身共によく鍛えられていると言われ、こうしたあだ名がついた」という。

 同紙は、「そのため韓国の男性は日本で一番憧れの男性像になった」と強調する。お見合いのためにこれまでに韓国を10回も訪れたという日本人女性ヨシムラさんとのインタビューも掲載された。彼女は「韓国の男性は甘くてロマンチック。“愛している”の一言も口にできない日本人男性とは違う」として、理想の韓国人男性探しを続けるという夢を語ったという。

 ついに韓流ブームは、全世界が注目する文化現象として定着したようだ。

キム・ソンウォン記者
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