リュ・スンワン監督がベニス映画祭で執行委員長とともにスクリーンクォーター復帰支持のデモを行った。
『相棒』で第63回ベニス映画祭の公式非コンペ部門に進出したリュ・スンワン監督は2日午後12時30分(以下現地時間)、同作が上映される映画館の前で同映画祭の執行委員長とともに「文化帝国主義に対抗する韓国のスクリーンクォーターを支持してください」というピケットを手にデモを行った。
スクリーンクォーター文化連帯によると、当初、リュ・スンワン監督は1日午後4時から5時まで1時間、映画祭のメイン上映館前で1人デモを行う予定だった。
しかしこの1人デモは、映画祭側に事前に許可を得ていたにもかかわらず、現地の警察のミスで数分間で中断された。この知らせを聞いた同映画祭の執行委員長が、リュ監督に『相棒』が上映される前にレッドカーペットの上でデモを行えるようにし、「幅広い文化と共存と交流のためスクリーンクォーターは復帰されるべき」と書かれたピケットを掲げ、リュ監督とともにデモを行った。
一方、2日午後4時から5時まで、『相棒』の武術監督であり俳優のチョン・ドゥホン、イ・ボムス、ヤン・ユンモ、評論家協会会長など映画人20人余りも「ひとつの文化が世界を独占してはならない」と書かれたプラカードを掲げデモをした。