クォン・サンウが韓日両国の難病の子供たちを救うため、一肌脱いだ。
クォン・サンウは今月30日に埼玉県の西武ドームでファンミーティングを開催、その収益金を日本の難病の子供を救う非営利ボランティア団体「メイク・ア・ウィッシュ・オブ・ジャパン(Make-A-Wish of Japan)」に寄付する予定だ。
日本でのファンミーティング準備を進めていたクォン・サンウは偶然、難病に苦しむ7歳のある女の子の存在を知った。心臓や腎臓に深刻な病気を抱える少女の願いは「お兄さんのようなクォン・サンウさんに1度だけでいいから会いたい」ということ。メイク・ア・ウィッシュの推薦もあり、喜んで少女との出会いを約束した。
このことをきっかけにクォン・サンウは、難病の子供を救う活動を定期的に行うことを検討している。韓国や日本で1年に1回でも難病の子供たちのための募金活動を行う予定だ。今年に続き、来年春にも韓国で同様のイベントを開くという。
クォン・サンウは以前にもメイク・ア・ウィッシュの「願いをかなえる」活動を行ったことがある。2年前に不治の病に苦しんでいた女子高生パク・ミルさんに会おうとしたが、彼女の容態が急に悪化し、その後亡くなったことが心残りになっていた。
「ずっと芸能活動してきてふと振り返ると、こうしたことをおろそかにしていた自分自身がいた。子供たちと一緒に夢中で遊べるような場を作りたかった」とクォン・サンウは話す。
苦しんでいる子供たちを助けたいという思いを胸に秘めてきたクォン・サンウは、今年8月3~4日には江原道麟蹄郡を訪れ、水害復興支援作業にも参加した。クォン・サンウがボランティアをしていることが報じられると、日本のファンまでが一緒にボランティア活動を行った。
クォン・サンウはシンガポールでもすごい人気ぶりだ。その前日、化粧品ブランドTHE FACE SHOPの売り場で行われたサイン会には約1万3000人が殺到、周辺の交通は大混乱した。
一方、今月4日にはシンガポールのオーキッドガーデンでクォン・サンウの訪問を記念し、彼の名を付けた「クォン・サンウ蘭」命名式が行われた。