クォン・サンウ、東南アジアでも女性のハートをゲット


 「韓流スター」クォン・サンウが東南アジアの女性のハートを捕らえた。

 クォン・サンウは2日にインドネシア・ジャカルタ、3日にシンガポールと相次ぎ開かれた「2006 アジアプロモーションツアー」で数千人の現地ファンに囲まれながら、その魅力を振りまいた。

 3日にシンガポールのリッツ・カールトン・ホテルで開かれたファンミーティングには3000人、その前日にジャカルタのバライサルビニ・コンサートホールで開かれたファンミーティングには1500人と、2日間で集まったファンは4500人。化粧品ブランドであるTHE FACE SHOPのイメージキャラクターとして初めてアジアツアーを行ったクォン・サンウだが、韓流スターとしての人気をあらためて知らしめた。

 2国とも、空港での入国からその一帯は大騒ぎとなった。シンガポール・チャンギ空港によると、ファン約2000人が集まり、クォン・サンウの入国を歓迎した。インドネシアでも1500人以上が集まった。

 ファンミーティングの反応も熱狂的だった。1210人収容のリッツ・カールトン・ホテルのグランドボールルームは、イベント開始1時間前にすでに2000人以上であふれ、立すいの余地もなくなった。イベント開始2時間前から外で待っていたのに入場できなかったファン約1000人はただ引き返すしかなかった。


 メディアの取材合戦もヒートアップした。シンガポールでの記者会見にはメディア60社が出席。シンガポールの主要放送局、チャンネル・ニュース・アジアをはじめ聯合早報・聯合晩報・新明日報・8デイス・アイウィークリー・MTVアジアなどが先を争ってクォン・サンウを取材した。

 チャンネル・ニュース・アジアの朝の看板番組「プライムタイム・モーニング」はクォン・サンウを「アジアで最も美しい男」と紹介、4日にはスペシャル放送を編成している。

 クォン・サンウは「THE FACE SHOPのブランド・イメージ・キャラクターとして企業とともに成長でき感慨深い。こんなに大勢のファンが見守ってくださっているのだから、いっそう責任を感じる」とコメントした。

 特にシンガポールのメディアはクォン・サンウを「ミスター涙(Mr. Tears)」と呼び、注意を引いた。彼の涙の演技を指してこう呼んでいるのだ。これについてクォン・サンウは『天国の階段』を撮っていた時は、撮影現場でシナリオを読んだだけでも涙が出てきた。こうしたニックネームがついたこと自体、僕に関心を持ってくださっているということだから、とてもうれしい」と答えた。

 また、クォン・サンウは今回のツアーで地震・津波・火山爆発といった自然災害に苦しむインドネシアの人々のため、現地の災害復興団体に5億ルピー(約650万円)を急きょ寄付、その場にいた人々を驚かせた。

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