芸能事務所のメディア皇帝は31日、歌手チェ・ジニョンを相手取り「専属契約に伴う義務を履行しなかった」とし、専属契約金3億ウォン(3654万円)の返還を求める訴訟を起こした。
メディア皇帝は訴状で「2003年2月、1年5カ月の契約期間の間、アルバム2枚を出すことを基本に、チェ・ジニョンと専属契約を結んだが、チェ・ジニョンはアルバム制作と活動を十分に行わず、姉のチェ・ジンシルの離婚事件など極めて個人的な事情を理由に専属契約に伴う義務をまったく履行しなかった」と主張した。
また、「チェ・ジニョンは契約期間中アルバムを1万枚発売したが、広報活動を十分に行わないなど契約にある活動をしなかった」とし、「これによりアルバムとミュージックビデオの制作費をはじめ、マネージャー費用など、会社側が損害を受けた」と主張した。さらに、「被告は言い訳をしながら会社に出勤せず、無断で別の事務所の仕事をしている」とし、「これに対しまず契約金3億ウォンの返還を求め、この後で事務所側が支出した費用に伴う損害分を請求するつもりである」とした。