ペ・ヨンジュン主演『太王四神記』、済州道で撮影開始へ


 高句麗時代の広開土大王の一代記を描く歴史ドラマ『太王四神記』の本格的な撮影が、済州道の屋外セットで来月5日から開始される。

 同作品はドラマ『砂時計』のキム・ジョンハク監督と脚本家ソン・ジナが再び息を合わせて制作するもので、韓流スターのペ・ヨンジュンをはじめ、チェ・ミンス、チョン・ジニョン、パク・サンウォン、ムン・ソリなど超豪華キャストの出演で制作前から話題を集めてきた。

 全24話で制作される同ドラマは、来年3月から放送される。

 150億ウォン(約18億円)が投入された済州市旧左邑金寧里の第1屋外セットには、9000坪(約2万9700平方メートル)余りの宮殿や両班(ヤンバン、身分制度の最上位に位置していた貴族階級)居住地などが建設されている。

 旧左邑松堂里の第2屋外セットには、9000坪の敷地に撃毬(げききゅう)場、庶民の村、そしてスタジオが建設される。建設には60億ウォンが投入されており、現在50%の工程が終了している。

 同ドラマはこれまで、ソウルと西帰浦で広開土大王の子ども時代など一部シーンが撮影されたが、済州道の屋外セットでの撮影はこれが初めてのこと。

 済州道での撮影が本格化すれば、ペ・ヨンジュンを見るために多くの日本人ファンが済州道を訪れる見通しだ。済州道によると、今年3月に行われた同ドラマの成功祈願祭から7月まで、既に計7万448人の日本人観光客が済州道に来ている。これは前年同期に比べ30%増加した数で、日本の女性観光客は3万 1241人と、55%増加した。

 この屋外セットは、同ドラマの撮影が終わった後はドラマ博物館と歴史ドラマ撮影地として活用され、スタジオはドラマ撮影専用のスタジオとして使用される計画だ。

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