キム・ギドク監督、チェコ映画祭でアリラン歌う


 キム・ギドク監督が、6月に開幕したチェコのカルロヴィ・ヴァリ国際映画祭で、青い目の観客たちの前でアリランを歌っていたことが分かった。

 キム・ギドク監督の13作目の映画『時間』は、6月30日に開幕した第41回カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭のオープニング作に選ばれ、主演のソン・ヒョナやハ・ジョンウとともにチェコを訪れた。

 『時間』は一般上映分が早々に売切れるなど人気が高く、キム・ギドク監督もサイン攻めに遭い、ソン・ヒョナやハ・ジョンウも予想外の歓迎ぶりに驚きを隠せなかった。そして今月23日、こうした様子を撮影した映像が韓国で公開された。

 この映像で、キム・ギドク監督は、開幕式の試写に先立ち舞台あいさつを行い、何の説明もなしに突然“チク、タク、チク、タク”と時計の音をまねして観客を爆笑の渦に巻き込んだ。一般試写会に出席した際には、舞台あいさつの代わりに「アリラン」を歌い拍手喝采を浴びた。

 キム・ギドク監督の第13作目『時間』は24日から全国12館で公開される。

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