映画『グエムル-漢江の怪物-』、9月にアジアで一斉公開


 漢江の怪物はアジアにも通じるか?

 ポン・ジュノ監督の『グエムル-漢江の怪物-』が1100万人の観客を動員する大ヒットを記録している中、9月2日には日本と台湾、7日にはタイとシンガポール、14日に香港で続々と公開される。

 日本では9月2日に最大250のスクリーンで公開される予定だ。日本のハッピーネットが320万ドル(ミニマムギャランティー基準)で輸入、角川ヘラルド映画が東宝洋画系映画館で上映する。日本での成績が米国の上映館の数とマーケティングの規模に直結する見通しだ。英米での版権を購入したマグノリア・ピクチャーズは『グエムル-漢江の怪物-』の公開時期を今年年末から来年2月始めに延期した。

 日本に続き7日にはタイとシンガポール、14日には香港で公開される。香港では、当初は8月24日に公開される予定だったが、上映館数の拡大が予想されることから公開予定日を延期した。


 一方、制作会社側によると、同映画は今月末か遅くとも9月2日には映画『王の男』の歴代記録1230万人を突破する見込みだ。同映画のハリウッドでのリメイクと関連しては、9月7日に開幕するトロント国際映画祭フィルムマーケットで具体的な輪郭が明らかになる予定だ。

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