「長い間付き合うと、恋人同士でもお互いにときめかなくなり、感情をなくしてしまうこともあるが、それが本当の愛だと思う」
チョ・インソンが、日本で開かれたファンクラブのイベントで語った一言だ。
チョ・インソンのファンミーティングは、ファン3000人が集まる中、21日午後3時と7時の2回、東京の文京シビックホールで行われた。
チョ・インソンの誕生日パーティーを兼ねたこの日のファンミーティングでは、最新出演作『卑劣な通り』が上映されたほか、チョ・インソンがプライベートについて語る時間が持たれた。
イベント開始前にチョ・インソンが、舞台にカメラを上げることを提案し、そのカメラがファンの姿をその都度クローズアップした。そしてファンは大型スクリーンに自分の顔が映るたびに歓声を上げた。
チョ・インソンは「これだけ大きな舞台に上がるのは初めてなので、非常に緊張します。ドラマや映画を撮影する時とは違い、不思議な気分です」と話した。そして「緊張して静かな時間を送るよりも、お互いに親しくなって楽しい時間を過ごしたい」と強調した。
「以前、4泊5日の日程で日本に旅行に来たことがあります。地下鉄に乗りながら市内観光をしました。日本語が全然できないので、地下鉄やバス停を何個か通り過ぎたこともあり、その時は歩いて目的地まで行きました」と日本でのエピソードを打ち明けた。
「でも市内を歩き回っているのに、誰も自分のことに気付かないので、内心ショックに思ったこともありました。だから今日は、こんなにたくさんの方たちが来てくださるとは思いもしませんでした」と冗談交じりに語った。
恋人や恋愛観について質問が出ると、チョ・インソンは客席に座っているカップルを見ながら「すごく羨ましいです。2人の愛がいつまでも続けばいいですね」と語った。続けて「『甜蜜蜜』(歌:テレサ・テン)という曲の『私が一番愛した時は、あなたが私のもとにいなかった時・・・』という部分が好きです。こんな恋愛が是非してみたいです」と話した。
チョ・インソンは23日、大阪のファンミーティングに参加した後、25日に帰国する予定だ。