韓日「災難」超大作の『グエムル』(ポン・ジュノ監督)と『日本沈没』(樋口真嗣監督)が両国の興行記録を塗り替える勢いだ。
先月27日に公開された『グエムル』は、公開25日にして観客1100万人を突破、歴代観客動員数3位の大ヒット作『シルミド/SILMIDO』を超えた。
これに先立つ先月15日、日本で公開された『日本沈没』は、公開1カ月の今月16日までに、製作費の2倍を超える420億ウォン(約50億円)の収益を上げた。観客動員数も300万人以上になると見られている。
『日本沈没』を韓国で配給するコアスタジオでは、「最近大ヒットした日本映画『世界の中心で、愛をさけぶ』が2カ月で500万人の観客を動員、約700億ウォン(約84億5000万円)の収益を上げたのに続くだろう。これほどのスピードなら、日本大ヒット映画としてその名を残す」と予想している。
『グエムル』は漢江に現われた突然変異の怪物で、ソウル市全体がマヒする中、怪物にさらわれた少女を捜そうとする家族の死闘を描いている。日本では9月2日公開予定だ。『日本沈没』は地震と火山の爆発で日本全国が海中に沈没するという惨事を描いた作品で、韓国公開は今月31日から。