ハ・ジウォン、女優魂で朝まで猛特訓


 ハ・ジウォンが10月11日から放送を開始するKBS2水木ドラマ『黄真伊(ファンジニ)』の撮影を控え、着々と準備を進めている。

 ハ・ジウォン側は、14日「ハ・ジウォンは『黄真伊』の役づくりのため、妓生 (キーセン=芸妓)文化を学ぶことはいうまでもなく、黄真伊のキャラクター分析に熱中している」と伝えた。

 ハ・ジウォンは、午後から深夜2~3時まで演技のためのレッスンに没頭しているという。1日5~6時間の基本レッスンでも足りないのか、猛暑の中にもかかわらず、個人レッスンをひたすら続けるハ・ジウォンを周囲が止めに入るほどとのこと。

 『黄真伊』のシナリオを執筆している作家ユン・ソンジュ氏は「これまでの黄真伊のイメージは、どちらかというと優れた美貌と魅力を武器に男性たちを誘惑する女性像だったが、今回のドラマ『黄真伊』ではその時代を代表する優れた詩人あるいは音楽を愛する芸術家としての面や、男女差別が当たり前だった時代に女性の自立した人生を志向した強い女性としての面を描く」とし、「黄真伊のこれまでとは違った評価をテーマとしている」と話した。

 ハ・ジウォンは、作家のユン氏から黄真伊の生き様に関連した個人指導を受けながら、演技に磨きをかけている。

 ハ・ジウォンは「これまで黄真伊の妓生としての断片的なイメージだけを捕え、否定的に見る人が多かったが、黄真伊こそ時代をリードする女性像であり、運命を開拓する総合芸術家だった」とし、「黄真伊の人生から多くの教訓を得ている」と話した。

 また「黄真伊の芸術的な魂をドラマにめいっぱい吹き込み、自分と黄真伊が同一人物だと錯覚してもらえるほどの演技をしたい」とドラマへの抱負を語った。

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