俳優キム・レウォンのファンカフェ(インターネットのファンサイト)会員が、夏休みシーズンを迎えてファンの映画ロケ現場訪問を自制、撮影も追い込みに入ったキム・レウォンに静かに応援を送っている。
キム・レウォンは現在、慶尚南道金海に滞在、映画『ひまわり』の撮影を続けている。しかし夏休みシーズンを迎えてロケ現場を訪れるファンが急増、撮影に支障が出るほどだという話に、ファンカフェが訪問するファンに自制を求めた。
会員らは先日、ファンカフェで「演技に専念できるように訪問を慎みましょう」「1人で行っても、撮影スタッフの側から見ればその一人一人が集まって大勢のファンが訪問することになるので、撮影に大きな支障が出る可能性があります」と自制を促す意見をまとめた。これに対しキム・レウォンや映画会社側は今月20日、ロケ現場で簡単な出会いの場を用意、ファンの愛に答えることを決めた。
映画関係者は「田舎にこもって撮影をしているが、どうやって知ったのか韓国人ファンはもちろん、日本人ファンの訪問も多い。キム・レウォン自身も遠くからファンが来れば、そのまま放っておけずに気を使う。こうしたことからファンがロケの邪魔になると考え、互いに訪問を自制することになった」と説明する。
映画『ひまわり』は現在80%ほど撮影が進み、今年末に公開される予定だ。