カン・ドンウォン「死刑囚を演じるため家でも手錠をかけた」


 俳優カン・ドンウォンが死刑囚を演じるために家でも手錠をかけて生活したというエピソードを告白した。

 映画『私たちの幸せな時間』で死刑囚チョン・ユンス役を演じたカン・ドンウォン。制作報告会では「刑務所にも行ってみました。役作りに苦労しました」と語った。

 カン・ドンウォンは「手錠をかけて家で過ごしたけど、それも慣れてしまい、最後には平気になりました。独房に数時間入ってみようという話も出たけど、刑務所の方で絶対ダメだって」と説明した。「いろいろがんばってみたが、やはり直接、登場人物に正面から体当たりして親しくなるのが一番効果的だと分かりました」と付け加えた。

 カン・ドンウォンは自分自身につきまとう「花美男(花のような美男子)」イメージのせいで死刑囚の演技にプレッシャーを感じることはなかったと話す。カン・ドンウォンは「映画『オオカミの誘惑』『刑事Duelist』のイメージを覚えていてくださる方が多いからだろうが、それ以前の『彼女を信じないでください』のときは誰も僕を花美男とは呼ばなかった」という。『彼女を信じないでください』でカン・ドンウォンは純朴な田舍の教師を演じ、コミカルな演技を見せていた。

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