リュ・スンワン監督、2年連続ヴェネチア映画祭に出品


 リュ・スンワン監督の映画『相棒』が、韓国映画として唯一、来月30日(現地時間)に開幕する第63回ヴェネチア国際映画祭に招待された。

 すでに今年のカンヌ映画祭で、米国を含む20数カ国と販売契約を結んだ『相棒』は、ヴェネチア映画祭のミッドナイト部門に招待された。ミッドナイト部門は、作品性と商業性の両方を考慮して選ばれるアウト・オブ・コンペティション部門(非コンペティション部門)の1つ。

 リュ監督は、昨年公開された映画『拳が泣く』に続いて、2年連続でヴェネチア映画祭に出品することになった。特に『相棒』は、ヴェネチア映画祭に出品された韓国映画の中で、唯一のアクション映画のため、注目が集まっている。これまでの出品作品は、キム・ギドク監督の『魚と寝る女』『受取人不明』、イ・チャンドン監督の『オアシス』、パク・チャヌク監督の『親切なクムジャさん』など、ドラマジャンルが中心だった。

 今年のヴェネチア映画祭のコンペティション部門には全部で21作品が選ばれたが、この中に韓国映画は1作品も入らなかった。また映画祭の開幕作品には、スカーレット・ヨハンソンとジョシュ・ハートネット主演の『ブラック・ダリア』(監督ブライアン・デ・パルマ)が選ばれた。

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