『韓半島』VS『日本沈没』、韓日映画界を独占


 偶然にも韓国と日本の両国が、危機に陥る状況を描いた映画が、ほぼ同時に公開され、それぞれの国で映画興行成績1位を占めた。

 劇中、京義線開通をめぐって、帝国主義の野望を再度燃やす日本を相手に、東海(日本海)で戦争直前の危機にまで到る反日映画『韓半島(監督:カン・ウソク)と、大地震で日本が海の底に沈む内容を描いた『日本沈没(監督:樋口真嗣)』が、韓国と日本両国それぞれの映画興行成績を独占した。

18日、『韓半島』の配給会社CJエンターテイメントによると、今月13日に国内映画館500カ所で公開されたアン・ソンギ、チョ・ジェヒョン、チャ・インピョ、ムン・ソングン主演の『韓半島』は、16日までの公開第1週にして全国で124万人の観客動員を記録し、興行成績1位となった。韓国映画としては11週ぶりに1位となる快挙を成し遂げ、憲法記念日の17日までに全国で163万人の観客を動員した。

 日本興行通信社によると、 日本で今月15日に全国の東映系劇場で公開された『日本沈没』は公開第1週末(15~16日)に、前の週に1位を記録した『ミッション・インポッシブル3』を抑え、首位の座についた。この映画は、常に地震の恐怖と隣り合わせの日本人に、原作のベストセラーが発表された1973年当時と同じくらいの衝撃と恐怖を与えることに成功した。草彅剛、柴崎コウが主人公を演じ、制作費200億ウォン(約24億円)が注ぎ込まれた同映画は、韓国でも8月に公開される予定。

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