映画『マイ・ボス・マイ・ヒーロー』めぐる訴訟騒ぎ


 映画『マイ・ボス・マイ・ヒーロー』の投資者(株)イーコリアが映画『マイ・ボス・マイ・ヒーロー2』の制作会社(株)シネマジェニスを相手取って損害賠償請求訴訟を起こした。映画俳優チョン・ジュノとキム・サンジュン、チョン・ウンインが出演したこの2作は、私立学校の不正をテーマにしたコメディー映画でそれぞれ2001年12月、今年1月に公開された。

 イーコリアは訴状で「『マイ・ボス・マイ・ヒーロー2』は『マイ・ボス・マイ・ヒーロー』をもとに制作した“2次的な著作物”であり、シネマジェニスは共同著作権者であるイーコリアの同意なしで映画を制作・上映したことにより財産権を侵害した」と主張した。また、「前編がヒットした場合、続編はマーケティングなどの面で大きな費用節減の効果があり、観客動員にも有利である。シネマジェニスは映画上映の収入のうち、イーコリアの持分に相応する8億ウォンを支払うべき」とした。これに対しシネマジェニスは「『マイ・ボス・マイ・ヒーロー』を制作した当時、イーコリアは投資者であり著作権者ではなく、この映画も『マイ・ボス・マイ・ヒーロー2』と同様にシネマジェニスが制作をした」と反ばくした。

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