SHINHWAが、2002年11月に前の所属事務所SMエンターテイメント社の歌手たちと共に、中国のステージに上がって以来、4年ぶりの中国訪問となったにもかかわらず、以前と変わらない高い人気を見せつけた。
SHINHWAは今月8日、上海大劇場で開かれるコンサートのため6日、1500人近いファンたちが出迎える中、浦東空港に到着した。SHINHWAが到着する前から続々と集まり始めたファンたちはSHINHWAのトレードカラーのオレンジ色の風船と衣装で、空港をオレンジ一色に染めあげた。
この日ファンたちが大挙押し寄せるのに備え、浦東空港には警察官40人とガードマン10人が待機したが、積極的にSHINHWAに押し寄せる中国ファンたちの勢いを止めるのには少し役不足だった。
当初、SHINHWAのメンバー全員が同時に空港から外に出る予定だったが、出国場から彼らが出た瞬間、ファンたちが一気に押し寄せ、警備ラインが潰れる事態に陥った。結局SHINHWAは出国場の中に再度戻り、今度はマンツーマンで警備員が1人づつ護衛する形で、順番に空港を出るようにした。
ファンたちの熱い攻勢はホテルまで移動する間も継続して行われた。タクシーとレンタカーを動員したファンたちはSHINHWAが宿泊するホテルまで追撃し、ホテル前で彼らをじっと見守る執拗さまで見せた。
ファンたちだけでなくメディアの関心も非常に高かった。7日に開かれた中国現地記者会見には北京テレビ、上海東方テレビ、北京青年報、上海新聞など100社が出席し、会場は大盛況となった。
SHINHWAは、今回アジアツアーの最初の一歩となった中国で、幸先の良いスタートを切っただけに、残りのツアーについての期待感も大きくなった。