ドラマ『朱蒙』、アジア5カ国と輸出契約


 MBC月火ドラマ『朱蒙』がアジア5カ国と輸出契約を結び、本格的な海外市場への進出を開始した。

 『朱蒙』は、先月18日から20日まで開かれた上海テレビフェスティバルで紹介され、海外市場からの高い関心を集め、台湾・フィリピン・シンガポール・タイ・ベトナムなどアジア5カ国と輸出契約を結んだ。

 まだ放送初期の段階にもかかわらず、地上波ケーブルなどを結ぶパッケージ契約を結び、『朱蒙』を今年9月から海外現地で放送開始する予定で、海外市場の熱気を期待している。

 MBCテレビの関係者は、7日「普通の時代劇とは違い、歴史的な要素が多いストーリー展開や過激なアクションシーンが登場するのではなく、人間ドラマ的な要素を中心にして制作されたことが(海外市場からの)関心を集めたと考える」とし、「現在の海外市場での韓流人気を考えた場合、ドラマ『宮廷女官チャングムの誓い』を越える映像コンテンツになる可能性が高い」と話した。

 また『朱蒙』は日本市場でも高い関心を呼んでいる。同関係者は「日本側は、韓国ドラマの輸入に対し慎重な態度を見せているが、ドラマの放送終了後に契約を行ったこれまでの慣例とは異なり、現在『朱蒙』の視聴率推移とストーリー展開を集中的にモニター調査している」とし、「日本の4つの会社が積極的な輸入契約の意志を示しており、間もなく契約が結ばれることになると期待している」と明らかにした。

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