話題作『韓半島』の記者会見開かれる


 その内容から何かと話題を集めてきたカン・ウソク監督の大作映画『韓半島』が26日、ついにベールを脱いだ。

 カン監督は「自分の15作目にあたる今回の『韓半島』は、絶対に作らなければいけないと感じた映画だった」と制作背景を語った。

 またカン監督は「これまで手がけた映画の中で、最も苦労して悩んだ作品」と話し、その理由として主役のチョ・ジェヒョンの演技力(?)を挙げた。

 カン監督は「チョ・ジェヒョンが演技が上手いと聞いて映画にキャスティングしたが、むしろ苦労ばかりさせられた」とし、「もし映画を見て、チョ・ジェヒョンの演技が上手いと感じたなら、それは間違いなく演出力のおかげだ」と冗談を飛ばし、会場を沸かせた。


 『ピアノを弾く大統領』に続き、2度目の大統領役を演じたアン・ソンギは「サッカーW杯で韓国代表がベスト16入りを果たせず、気落ちしている国民の心を癒せるような映画になればと思う」と語った。

 ネチズンの間で、サッカー選手の安貞桓(アン・ジョンファン)に似ていると人気を集めているチャ・インピョは、舞台挨拶の途中、自身を「映画界の安貞桓」と紹介し、笑いを誘った。

 『韓半島』は、京義線開通の妨害を機に明らかにされた日本の陰謀と、それに立ち向かう韓国側の死闘を描いた映画で、制作費だけで約100億ウォン(約12億円)が注ぎ込まれた大作。同映画は、来月13日から公開される予定。

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