現在人気を博しているMBC大河ドラマ『朱蒙』の関係者が、全60回(予定)の放送終了を待たず、日本の地上波で放送できるよう日本側との交渉に当たっているという。
『朱蒙』の制作会社(株)CHOROKBAEM MEDIA社は、22日「『朱蒙』が、全60回の放送が終了する前に、日本の地上波で放送される可能性が高くなった」とし、「日本の放送関係者が実務協議のため来週中にMBCを訪れる予定」と話した。
先月、国内で放送が始まった初期の時点で『朱蒙』の手ごたえを確信したCHOROKBAEM MEDIA社は、韓国での放送が終了する前に、日本の地上波での放送を実現させるという目標を打ち立て、これまで日本側と積極的に交渉してきた。その結果、最近になって日本側から前向きな回答が返ってきたという。
全60話という長編ドラマのため、韓国側からの提案に消極的だった日本側も、ワールドカップ開催期間にもかかわらず、30%以上の視聴率をキープしている『朱蒙』の競争力に注目したほか、その特徴あるストーリー展開と劇的な内容から、日本の視聴者たちを十分に引きつけられると判断したという。
同制作会社によると、『朱蒙』は第9話までの放送が終わった現時点で、オープンセットを含め113億ウォン(約13億4000万円)の制作費を投じ、22億ウォン(2億6000万円)の収益金を上げた。