『卑劣な通り』が、ついに『X-MEN』を抑え観客数1位の座についた。
21日、映画会社によると、20日の『卑劣な通り』の観客数はソウルで2万4435人、全国で7万7350人となり、この日1日で『X-MEN ファイナルディシジョン』の観客数を6000人上回る成績を残した。
先週末『X-MEN ファイナルディシジョン』が、『卑劣な通り』に30万人近くの大差をつけ映画観客数1位の座を占めたことを考えると、『卑劣な通り』の伸びが目につく。また『卑劣な通り』は、R-18(18歳未満の観覧禁止)指定という障害を克服して1位となったため、その意味合いは大きい。
現在、映画制作陣やユ・ハ監督、チョ・インソンをはじめとした出演俳優たちは、積極的にソウル各地や地方を飛び回って舞台挨拶を行うなど、広報活動に拍車をかけている。ハリウッド映画が躍進する反面、韓国映画界の停滞傾向が続いているため、チョ・インソンのやくざ演技が話題となった『卑劣な通り』が、中盤以降に勢いづいてきた興行成績を今後どこまで伸ばせるか、その動向に注目が集まっている。