カンヌ国際映画祭で世界を驚がくさせたポン・ジュノ監督の新作『グエムル-漢江の怪物-』が今年9月、日本の映画館250スクリーンで公開される。
ニッカンスポーツ電子版は21日、「韓国の黒沢明と呼ばれるポン・ジュノ監督が手がけた『グエムル-漢江の怪物-』が9月2日に250スクリーンで大規模公開される」と伝えた。
『グエムル-漢江の怪物-』の日本公開はすでに報道されていたが、公開映画館数などの具体的なことが明らかになったのは今回が初めてだ。
同紙は「『グエムル-漢江の怪物-』は先月のカンヌ映画祭で“今年の最高作”と絶賛され、欧米など10カ国での公開が決まっている」としている。
『グエムル-漢江の怪物-』は去年3月の香港フィルムマートで、一部撮影されていた分の試写を行わずに、台本と登場人物のコンセプトだけで470万ドルの値がつき日本に輸出が決まっていた。日本側は興行成績により追加収益を分配する条件を提示したといわれる。
ポン・ジュノ監督の手による韓国製の『グエムル-漢江の怪物-』が『ゴジラ』をはじめとする特殊撮影映画の本場・日本でどれほど受け入れられ、観客を動員できるかが注目されている。
『グエムル-漢江の怪物-』は韓国では7月27日公開される。