『オモナ』のチャン・ユンジョンの平壌公演が実現する?


 イ・ジョンソク統一部長官は16日、光州ヨムジュ体育館で開かれた6・15祝祭閉幕式で、北朝鮮側に「歌手チャン・ユンジョンの平壌公演を検討してみよう」と提案した。

 李長官がこのような提案を行ったのは、前日に朝鮮大学で開かれた「6・15共同宣言6周年祝賀公演」で歌手チャン・ユンジョンが代表曲『オモナ』などを歌ったところ、北朝鮮側の出席者からの反応が良かったため。

 これに対し北朝鮮側の団長を務めるキム・ヨンデ民族和解協議会会長は「チャン・ユンジョンさんは、(統一関連の)運動活動の経験はあるのか。チャンさんの歌は安定感があって良かったうえ、リズムも良かった」と話した。李長官は「イ・ミジャやナ・フナの系統を受け継いだ歌手」とし、チャン・ユンジョンの平壌公演の推進を再度提案したが、キム団長などはこれといった回答をしなかった。

 またキム団長は、昨年8月に行われたチョ・ヨンピル平壌公演について「チョ・ヨンピル公演は良かったが、歌詞の内容をうまく理解できなかった」とし、「南北の間で言葉に少し違いがあり、発音にも差があるようだった」と話した。

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