パク・ヒョシン、「専属契約破棄」で10億ウォンの損害賠償を求められる

 パク・ヒョシンと専属契約を結んでいた芸能事務所が、契約を一方的に破棄されたとし、10億ウォン(約1億2000万円)の損害賠償を求める訴訟を起こした。

 芸能事務所ニッシエンターテイメントグループは16日、パク・ヒョシンとパク・ヒョシンの所属事務所を運営するチョン某氏を相手取り、10億ウォンの賠償を求める訴訟をソウル中央地方裁判所に起こした。

 ニッシ側は「昨年11月、パク・ヒョシンと2009年末までにアルバム4枚を制作する専属契約を結び、契約金10億ウォンのうち2億ウォンを先にチョン氏に支払った」とし、「しかしパク・ヒョシン側が、今年の3月31日まで出す約束だった5枚目のアルバムを制作しなかっただけでなく、先月18日に専属契約を打ち切るとの通告を一方的に行って来た」と伝えた。

 ニッシは、この専属契約をもとに国内音楽制作会社とアルバム投資契約を結び、アルバム流通会社と流通契約を結んだ。しかしパク・ヒョシン側の契約破棄により、こうした契約会社との契約が履行できなくなったため、契約会社側から訴訟を受ける事態に陥ったという。

 これについてパク・ヒョシンのマネージャー、チョン氏は「アルバムを出したいと何度も話をしたが、ニッシ社側が資金不足を理由にアルバム制作を先延ばしにしてきた」とし、「事前に支払われた契約金を返すかわりに、契約を解除して欲しいと話したが、ニッシ側が逆に自分たちを相手取り訴訟を起こした」と話した。チョン氏は「むしろ自分たちが被害者なのに、訴訟を起こすとは理解しがたい。こちら側からも訴訟を起こすつもり」と話した。

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