中堅女優のハン・ヨンスクさんが急死した。享年55歳。
病院側が明らかにしたところによると、死因は腹膜炎による敗血症。しかし遺族側は「大動脈に異常があると言われ、簡単な手術を受けた」とし、「手術の後、高熱などの後遺症があったが、病院側が放置したために死に至った」とし、医療事故の可能性を提起した。
故ハン・ヨンスクさんは1970年MBC声優第4期でデビューし、『太陽の昇る家』や『宮廷女官チャングムの誓い』など数々のドラマに出演した。最近はKBSの『オールドミス・ダイアリー』で祖母役を熱演、大きな反響を得た。
『オールドミス・ダイアリー』を撮影したキム・ソクユンプロデューサーは、「最近もドラマの映画化作業のため頻繁に会って話をしていたのに、突然のことに驚いている。実に残念だ」と語った。