韓流が日本で民族和合に大きな役割を果たしている。
男性人気グループSHINHWAやFly to the Sky、Teiらが参加する日本の韓流コンサートは在日本大韓民国民団(民団)と在日本朝鮮人総連合会(総連)系の学生がともに楽しむことができるようにしたもの。このことが在日韓国・朝鮮人社会だけでなく韓国内でも注目されている。
SHINHWAやFly to the Skyの他、Tei、Buzz、Norazo、ヘリョンら‘若い制作者連帯’所属の人気歌手が6日午後7時、大阪城ホールで「第1回K-POP SUPER LIVE 2006 コンサート(以下K-POPコンサート)」という名の合同コンサートを行う。
K-POPコンサートのチケットはすでに完売状態で、韓日の音楽ファンたちの注目ぶりがうかがえる。そんな中、不信と反目の対象だった民団と総連系の学生約300人が今回並んでコンサートを楽しめることになり、さらに話題を集めている。
Teiは「韓流に便乗したコンサートは数人の歌手を中心に1回で終わるイベントに過ぎない。音楽ではなく人物をメインにして歪曲されてはならない」と今回のコンサートが持つ究極の開催意義を強調した。
今回コンサートを企画した‘若い制作者連帯’は「日本の公演企画会社K-waveと協力して韓流音楽や歌手を定期的に紹介していけるように持続的で安定的なコンサートを続ける。今後、このコンサートが韓日ポピュラー音楽交流の窓口的な役割はもちろん、韓流音楽発展の試金石となりつつあるということを評価してもらいたい。それほど熱情と愛情を傾けて作るコンサートだと自負している」と語った。