国防部は2日、軍服務中にひざ前十字じん帯損傷で手術を受けた後、リハビリ中だったウォンビン(29)の除隊を公式的に発表した。
この前日、ウォンビンが服務していた7師団が所属している1軍司令部(江原道原州所在)は審査委員会を開き、軍医官らが提出した診療および手術資料をもとに5級判定を下し、事実上の除隊を決定、この日午後、指揮官により最終承認を受けた。
ウォンビンは今年4月、国軍首都統合病院で「ひざ前十字じん帯損傷」という診断を受け、ソウルの某民間病院で手術を受けた後、国軍春川病院でリハビリを続けてきたが、現在は休暇を取り自宅に戻っている。
既に提出された資料により健康状態を確認した軍側は、1日に審査委員会を開き、ウォンビンの除隊を確定し発表する予定だったが、これをめぐるメディアの報道や世論の関心が集中したことにより、公式発表を2日遅らせた。
また、ウォンビンの除隊の日を10日に発表する予定だったが、予定を早め、今日除隊の日を確定し発表した。
昨年11月29日、江原道春川102補充隊に現役入隊したウォンビンは、江原道華川郡7師団サンスン連隊で鉄柵警戒兵として勤務、6月7日に除隊が確定したことにより、191日で軍生活を終えることになった。