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ソン・ガンホ、映画『グエムル』で世界の称賛を一身に


 映画『グエムル-漢江の怪物-』が最近行われた第59回カンヌ国際映画祭での上映を終えた後、世界のメディアがこれを集中的に取り上げ、特に主演俳優ソン・ガンホの演技が称賛を浴びている。

 映画祭の公式上映の後で行われたポン・ジュノ監督の記者懇談会でソン・ガンホに対する称賛が相次ぐと、ポンカン監督は「ソン・ガンホはわたしが最も尊敬し、愛する俳優。ガンドゥ役はソン・ガンホ以外の俳優は考えられず、最初からソン・ガンホを念頭に置いてキャラクターを考えた」とし、「ガンドゥはソン・ガンホによって作り出されたキャラクターだといえる」とするなど、ソン・ガンホに対する惜しみない愛情と尊敬を示した。

 海外メディアはソン・ガンホについて「正常でありながらやや頭の弱い男の境界線を上手く演じ、娘を深く愛する父性愛を絶妙に表現した演技が印象的」と異口同音に絶賛した。

 カンヌ映画祭監督週間アジア担当プログラマーは「様々なキャラクターの演技が可能な俳優であり、韓国の俳優の中では最高」とし、「ソン・ガンホが演じたガンドゥは彼以外の誰も演じることはできないだろう」と称賛した。フランスの大手メディア企業CANAL+は「ユーモア、感情、様々な表情、見ているだけで楽しくなる。すべてのものを兼ね備えた特別な俳優」と称賛の言葉を惜しまなかった。

 平凡なある家族が怪物と死闘を繰り広げる映画『グエムル-漢江の怪物-』は7月27日から韓国で公開される予定だ。

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