兵役中にひざ前十字じん帯損傷で手術を受けた後、リハビリ中のトップ俳優・ウォンビンが1~2週間で除隊し、民間人に戻る見込みだ。
陸軍本部関係者は31日、「転役(現役軍人から予備役軍人になること、一般的に除隊)審査委員会が6月1日午後2時よりウォンビンが所属する第7師団を統括する第1軍司令部で開かれ、同日、病気・ケガ治療による転役が決まれば行政的な書類手続きを経て1~2週間で転役することになる」と明らかにした。
また「審査に本人は出席せず、軍医が提出した診断・手術資料をもとに事実関係を把握してから転役の可否を決める」と説明した。
この関係者は「ウォンビンのように長期間回復が見込めない手術をする場合、本人の意思とは関係なく転役審査にかけられる。ひざのじん帯損傷手術を受けた場合は受けた場合には転役措置となるのが一般的」という。
ウォンビンは今月25日、十日間の休暇願いが受理されソウルの自宅で家族と過ごしている。除隊が決まれば6月4日に軍に戻り、除隊手続きを踏むことになると見られる。
ウォンビンの所属事務所関係者は「現在手術したヒザが曲げられないように補助器がついているが、今後も約3カ月はこれを装着しなければならない。松葉杖はすぐ使わなくてもよくなるだろうが、リハビリは3~6カ月受けることになるだろう」と話している。
去年11月入隊したウォンビンは、今年初め第7師団に配属され最前線で兵役を送っていたが、ひざ前十字じん帯を損傷して先月初めにソウル市江南区の病院で手術を受けていた。