韓国トップ歌手ら、移動通信社と全面戦争へ


 韓国最高の歌手たちが移動通信社との全面戦を宣布した。

 SG WANNA BE、バダ、Epik High、JEWELRY、イム・ジョンヒ、IVYなど人気歌手約30人と音楽会社は27日、ソウル蚕室オリンピックスタジアムで記者会見を開き、移動通信3社SKT、KTF、LGTに対する音楽供給中断を宣言した。

 音楽供給が中断されれば、歌手たちの歌を携帯電話の着ベルなどで使用できなくなるなど、消費者の不満が予想される。

 歌手たちは30日に予定されている移動通信社との最終交渉で収益配分に対する再調整が行われない場合、6月7日から音楽供給を中断するという最終通達をした。

 GMエンターテインメントのキム・グァンス代表は「音楽業界の現実と我々の立場」という発表文で、「移動通信社の不合理な収益配分と過度な横暴により、音盤製作ができないというところにまで来た」とし、「交渉が妥結しなければ断固として音楽の供給を中断するほかない」と述べた。

 音楽業界は現在、移動通信社が32.5%、CP業界が18.95%、音楽会社が25%という収益構造だが、音楽会社の収益を45%水準まで引き上げるべきだと主張している。

 一方、この日雨が降る中で行われた「2006iコンサート」で、RAIN、イ・ヒョリ、コヨーテ、SG WANNA BEなど韓国のトップクラスの歌手が熱い舞台を繰り広げ、3万人余の観衆を熱狂させた。

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