イ・ミョンセ監督の映画『刑事(デュエリスト)』が、話題作の映画『ダ・ヴィンチ・コード』とフランスで熱い興行競争を繰り広げており、話題を集めている。
ハ・ジウォン、カン・ドンウォン、アン・ソンギが主演の『刑事Duelist』は、『Duelist』という映画タイトルで17日からフランスのパリ、マルセーユ、ボルドー、リヨン、トゥールーズなどの主要都市で一斉に公開された。公開劇場数は約150ヶ所。
また同じ日に、トム・ハンクス主演の『ダ・ヴィンチ・コード』がカンヌ映画祭の開幕式で上映され、それに続いてフランス全土で一斉に同映画の上映が始まった。
『刑事Duelist』のフランス公開は、以前にイ・ミョンセ監督の前作品『情け容赦なし』の配給を行ったこともある「ラファブリック・フィルム」が配給を引き受けた。同社は、自社ホームページで『刑事Duelist』を今月の注目映画として推薦するなど、同映画に対して大きな関心をみせている。
韓国映画としては初めてワイド・リリース方式(短期間内の広域上映)で配給される『刑事Duelist』が、フランス市場で果たしてどんな興行成績をあげるのか、その動向が注目される。