ポン・ジュノ監督の『怪物』、カンヌで喝采


 第59回カンヌ国際映画祭の監督週間に招待され、初めて公開されたポン・ジュンホ監督の新作映画『怪物』が、現地でスタンディングオベーションを受けた。

 22日、映画会社側によると、同映画は21日午後11時30分(現地時間)、フランス・カンヌのノガヒルトンで1000人余の評論家と記者、配給会社の関係者、一般の観客が参加する中、初めて公開された。

 映画会社の関係者は「映画の最後では涙まで流し、映画の感動と余韻を満喫していた観客たちが、映画が終わるとすぐ一斉に立ち上がり、エンドテロップが終わるまで盛大な拍手を送り続けた」とし、「それ以外にも、初めて聴く映画の音楽に合わせ手拍子を打つなど熱狂的な反応を見せた」と話した。


 米エンターテインメント誌「バラエティー」のデレック・エリー氏は「きっと想像もしていなかった映画だったので、観客の反響がここまで大きかったのだろう。皆が大きな反応に驚いている」と話した。トロント国際映画祭プログラマーのコーリン・ジデさんは「怪物が出てくる映画の中では最高の映画。感動的なドラマがある。ソン・ガンホなど俳優たちの演技、撮影がすべて素晴らしかった」と称賛を惜しまなかった。

 平凡な家族の怪物との闘いの記録『怪物』は7月27日に韓国で公開される。

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