現在、数々のドラマ・映画などに出演し、その味のある脇役ぶりで有名となったコン・ヒョンジンにも売れない時代があった。かつて出演を希望する映画のキャスティングから外れ、深い挫折感を味わったエピソードを公開した。
コン・ヒョンジンは、17日の午後9日に放送されたSBS『生放送TV芸能』の中で、映画『シュリ』にキャスティングされたいがために、がむしゃらに努力した当時の自身の姿をありのまま打ち明けた。
コン・ヒョンジンは「役者としてまだ無名だった頃、映画『シュリ』に出演したくて102日もの間、毎日『シュリ』の制作会社に押しかけた」とし、「とにかくオーディションを受けるチャンスだけでも得ようと必死だった」と当時を振り返った。
「最終の段階で候補者として残ったのが、パク・ヨンウ、イ・ボムス、カン・ソンジン、そして自分の4人だった。これだけ努力したんだから、当然自分が選ばれるだろうと思ったのに、会社訪問102日目の日、パク・ヨンウのキャスティングが正式に決まったと聞かされた」とし、「これを知った自分の妻が、ただ静かに涙を流していたのを今でも忘れることができない」と胸中を語った。
またコン・ヒョンジンは「自分が映画俳優になったことで、父から勘当されたも同然になっていたが 、映画『パイラン』の撮影後、父が始めて自分に理解を示し『今度は俺が息子に期待をかける番だな』と言ってくれた。そのときは嬉しさのあまり5時間近くも声を出して泣いた」と語った。
現在、コン・ヒョンジンはSBS月火ドラマ『恋愛時代』で、イ・ハナとの恋が成就し新カップルの誕生となったことから、視聴者たちの熱い声援を受けている。