“『太王四神記』効果”で日本人観光客急増


 済州島で撮影開始したドラマ『太王四神記』がものすごい勢いで日本人観光客を集めていると聯合ニュースが9日、報道した。

 聯合ニュースによると、「2006年済州訪問の年」が開幕したにもかかわらず、ウォン高の影響で1-2月に済州島を訪れた日本人訪問客が1万5230人にとどまり、前年同期比の1万7463人より12.8%(2233人)減少した。

 しかし、3月中旬から韓流スター、ペ・ヨンジュン主演のドラマ『太王四神記』の撮影が本格的に始まり、日本人女性の訪問が顕著に増え、4月末現在日本人観光客は4万808人に達し、前年同期の3万8947人より4.8%(1861人)増加した。


 これは、昨年3932人にとどまった日本人女性観光客が今年は5995人となり52.5%(2063人)増加したのが決定的な影響を及ぼしたものと分析される。

 特に、『太王四神記』のオープンセットが立てられている北済州郡舊左邑猫山峰観光地区には、1日平均30~100人の日本人女性の観光客が訪れ、日本人観光客の増加をけん引している。

 済州島はこれにより、ドラマの撮影現場を訪れる観光客が快適に見学できるように、椅子や日よけ、トイレなどを設置するほか、飲み水台などを今後整備する計画だ。

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