MayBee、東洋的な歌唱法が魅力


  しなやかなウエストライン、鍛えた腹筋、スラリと伸びた手足など健康的でセクシーな女性シンガーが注目される韓国歌謡界に清純派歌手が現れた。風が吹いたら倒れそうな華奢な体で多くの男性を虜にしたカン・スジ。かわいいのにどこかしら近づきがたかったハ・スビンに続く“クール・プリンセス”系を受け継ぐ主人公がまさにMayBeeだ。

 ★私は違う

 まず最初に心配になるのは、女性ファンの嫉妬が尋常ではなさそうだということ。
 しかし、MayBeeは「ノー(NO!)」と自信を持って言う。「歌手になる前に作詞家として活動していたせいか、女性ファンのほうが多いんです。“歌詞がとても気に入った”“歌も頑張って”と応援してくれ、ありがたい」とはにかんだ笑顔を見せる。
 作詞家としてのMayBeeはメジャー級だ。イ・ヒョリの『10minutes』と『Shall we dance』、キム・ジョングクの『中毒』、MCモンの『君に書く手紙』など数多くのヒット曲に歌詞を付けた。



  ★MayBeeは東洋的な歌い方が魅力

 デビューアルバムにMayBee作詞の曲が9曲も含まれているのは当然の結果。
 デビューのタイトル曲は『多笑』。きつい愛だったけど愛することができて幸せだった、と笑いながら別れるという内容の詩的な歌詞が心をくすぐるミディアムテンポの曲だ。MayBeeはR&B、ソウルなどテクニックに走る歌手たちが多くを占めるなか、韓国的なバラード唱法で同曲を歌い上げた。
 「最近、R&B、ソウルなど技巧的な曲を歌う歌手が多いが、私は東洋的な雰囲気を生かす歌唱法をコンセプトにしました。できるだけすっきりと、それでいて心に訴えるように歌おうと努めました」

 ★ヒョリさん?初めて会いました

 今回のアルバムで欠かせないのは多くのトップ歌手たちの参加。イ・ヒョリは『キャンディー』でMayBeeと愛する男性の間の胸の痛くなるような友情を歌い、MCモンは『私の愛を墓場まで』の作詞とフィーチャリングに参加した。また、Fly to the Skyのファニは『いい人見つけて』でMayBeeと幻想的なハーモニーを奏でた。
 MayBeeは「ヒョリさんに初めて会ったのはアルバムのレコーディングでした。ちょうどヒョリさんがサイパンのライブ・イベントから戻った日だったんですが、疲れているのに明るく笑って歌うのを見て、学ぶべきことがたくさんあると思いました」とコメントした。

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