『王の男』の純収益、最大48億円


 映画『王の男』が、2次販売を除き225億ウォン(約28億円)以上の純利益を上げたことが予想される。

 韓国企業評価が21日に発表した韓国映画市場の収益率を分析した報告書によると、『王の男』の総制作費は昨年のボックスオフィス・ベストテンに入る映画の平均予算を下回る67億ウォン(推定額・約83億円)。2次版権の収益まで合わせると390億ウォン(約48億円)余りの収益が期待される。

 韓国企業評価のユ・ソヨン責任研究員は「大物スターの起用や大型プロモーションもなく、徹底した計画および制作過程の管理で費用を抑え、リスクを分散させたことは『王の男』の興行から学ぶべき点」とし「スター監督や俳優と興行成績が必ずしも一致しないということを確認させたほか、人件費を制作費に対して25%の水準で管理できる可能性を提示した」と評価した。

<記事、写真、画像の無断転載を禁じます。 Copyright (c)Chosunonline.com>
関連ニュース