「SE7EN、大好き!」
歌手SE7EN(22)の日本ツアーに1万2000人余の日本人ファンが集まり、場内総立ちのコンサートとなった。
SE7ENは15~16日の2日間、東京・代々木第一体育館で行われた日本ツアー初日、最初から最後まで場内総立ちの中でコンサートを終え、初の日本語版アルバム発売の記念舞台を華やかに飾った。コンサート会場はまさに歓声の渦だった。
メーンステージから2本の火柱が舞い上がり、爆音と共にSE7ENが登場すると、観客は一斉に席から立ち上がり、SE7ENを象徴する7をかたどった緑と青のサイリュームを揺らして歓声をあげた。
最初の曲「パズル」でオープニングを飾ったSE7ENは「みなさん、こんにちは!めいっぱい楽しんでください」と流暢な日本語でファンに挨拶した。これに続き「光」、「STYLE」などの日本語の曲と「僕は知っている」、「一晩中」、「情熱」などの韓国語の曲を歌い、舞台をさらにヒートアップさせた。日本のファンは公演の途中で動画が上映される時間を除いては、ずっと総立ちの状態だった。
舞台は多彩だった。アリーナ席を楕円の花道が囲み、四方に大きなメーンステージと3つの小ステージを配置した。SE7ENはこのような舞台配置について「もっと、もっと、みんなの近くへ行きたかったから」と話した。舞台の上で飛び回り、オートバイに乗って疾走するなど活気に溢れる舞台を演出した。
サンケイスポーツは「韓国の人気R&Bシンガー、SE7ENが東京・代々木第一体育館で日本ツアーをスタートさせた」とSE7ENのコンサートについて報じた。