新人グループSeeya「歌うことができてシアワセ」


 最近の歌謡界のトレンドは女性3人のグループだ。SG WANNA BE系の曲調に歌唱力の優れた女性歌手たちのハーモニーを乗せるという共通点がある。『女性の香り』という曲で各種オンラインサイトのトップを走っているSeeyaが、女性3人グループのリーダー的存在だ。

 「情感のこもった歌い方が、人々の心に残るようです。まだ20歳になるかならないかの小娘が、大人びた歌を歌うという意外性が受けているのでは」

 Seeyaの3人のメンバー、イ・ボラン(19)、ナム・ギュリ(21)、キム・ヨンジ(20)は皆、体が小さくて細い。外見からは、あのパンチのある高音、太く響き渡る低音を予想するのは難しい。ナム・キュリは、「初めは自分のパートを歌うのに必死で、不協和音ばかり出していたが、1年間一生懸命練習したら、ハーモニーというのがわかってきた」と話した。

 中学校の時から歌手になるのが夢で、何度もオーディションを受けたという3人は、「3月12日に初めてSBS『人気歌謡』の収録を行ったときは、夢のようだった」とし「多くの人を前に歌を歌えるということだけでも私たちは幸せ」と話した。

 お互いへの信頼も厚い。「女性らしいきれいな声で、どんなハーモニーにも合わせられる」(イ・ボラン)、「感情をしっかり維持でき、高音にも力がある」(キム・ヨンジ)、「ハスキーな声なのに中低音で繊細な声色が生かせる」(ナム・ギュリ)。3人の憧れであり、ライバルでもあるグループは1人1人の個性が歌の中で美しく溶け合っているBigmamaだ。

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