歌手のチャン・ナラが「文化大使」として韓中交流の中心に立った。
チャン・ナラは13日午後、ソウル黒石洞の中央大学アートセンター大劇場で開かれた国際文化芸術コンファレンス開幕式で、自身の中国語アルバム『功夫(カンフー)』のライブイベントを行った。
先月28日に中国で発売され、『飛翔』というタイトルで国内でも発売される同アルバムはチャン・ナラの2枚目の中国語アルバム。国内では初めて中国の音楽家たちが曲を手がけ、韓国に逆輸入された。
この日のイベントで、チャン・ナラの父親のチュ・ホソン「ナラチャンドットコム」代表は、「中国と交流を初めて以降、韓国の大衆文化は中国内でも広く知らるようになった。しかし、逆に言えば中国の大衆文化がこれまで紹介されてこなかったというこだ」と説明した。
また、「今回のアルバム発売後、韓国の規定に従い中国の作曲家たちにロイヤルティーが支払われる。これまで韓国が一方的に中国に進出してきたのだとしたら、今回のアルバム販売は韓中双方の交流という意味がある」と付け加えた。
昨年2月の国内4thアルバムの活動以降、中国で主に活動してきたチャン・ナラはこの日のライブイベントを皮切りに14日にケーブルテレビKMTVの『ショー!ミュージックダンク』、18日にSBS『キム・ウナのミュージックウエーブ』の収録で本格的に韓国での活動を再会する。
13日から3日間開かれる国内文化芸術コンファレンスの祝賀公演を兼ねたこの日のライブイベントには、チュ・ヨンゴル駐韓中国文化院長、黃祐呂(ファン・ウヨ)国会教育委員会委員長をはじめ12カ国から来賓が出席した。