ポン・ジュノ監督作品『怪物』で怪物姿を初公開

　これまで怪物の姿をひたすら隠し続けてきたポン・ジュノ監督の期待作『怪物』が初めてその姿の一部を公開した。

　ソン・ガンホ、ピョン・ヒボン、パク・ヘイル、ペ・ドゥナ主演の『怪物』(青於藍制作)の制作会社は13日、女子高生を吊り上げる怪物のシッポが写ったポスターを電撃公開した。

映画会社によると、この日公開された第2弾ポスターは映画の出発点と同時に映画の最も重要な事件になった瞬間を収めている。高く青い空と低く垂れた雲、そして温かな日差しが照りつける物静かな午後の漢江、平和さにあふれるその場所で、ある日突然、見たこともない不思議な生き物=怪物が現われたもの。

　この怪物は多くの人々を傷つけ、その渦中にパク・カンドゥ(ソン・ガンホ) 一家の唯一の生きる希望といえるヒョンソ(コ・アソン)もカンドゥの目の前で捕まえ連れ去ってしまう。この事件以来、カンドゥ一家は漢江のどこかにいるヒョンソを捜しに立ち上がる。

　カンヌ国際映画祭に招待されるかどうか関心を集めている映画『怪物』は今年1月8日にクランクアウト、現在『キングコング』『ハリーポッターと炎のゴブレット』を手がけた視覚効果チームとの本格的なCG作業や後続作業の真っ最中だ。公開は7月。