シン・スンフン、プロデューサーとして中国進出


 ‘バラードの皇帝’シン・スンフンがプロデューサーとして中国に進出する。

 シン・スンフンは中国の新人歌手、リュ・ジャリャン(25)のセカンドアルバムにプロデューサーとして参加する。シン・スンフンがデビューしてから他の歌手のアルバムプロデュースを担当するのは今回が初めて。

 リュ・ジャリャンは2004年末に中国でデビューアルバムをリリースした後、タイトル曲『あなたは一体誰を愛しているの』でモバイル・オンラインとも音楽チャートに登場した。

 シン・スンフンの今回のプロデュースはリュ・ジャリャンの所属事務所・成文文化電波有限公司の積極的なオファーで実現した。かなり前からシン・スンフンに大いに関心を寄せていた成文文化電波有限公司の社長が、去年12月にソウルで開かれたシン・スンフンの年末コンサートを見てからプロデューサー就任と歌での参加を依頼したものだ。

 リュ・ジャリャンは来月、中国でリリースするセカンドアルバムにシン・スンフンのヒット曲『ロミオとジュリエット』『運命』をリメークして収録することを決め、今月11日に訪韓、シン・スンフンとデュエットとレコーディングに臨んだ。『ロミオとジュリエット』はリュ・ジャリャンがソロで、『運命』はシン・スンフンとのデュエットで歌う。

 『運命』は96年にリリースされた曲なので、シン・スンフンはリュ・ジャリャンのためにアレンジしなおしてこの日のレコーディングに参加した。

 2人は『運命』をそれぞれ韓国語と中国語で1小節ずつ歌った。

 リュ・ジャリャンは「中国の歌手・孫楠が歌った『I believe』の他にもシン・スンフンさんがリリースしたアルバムのほとんどを聞いて歌もよく知っている。親切な方なので楽な気持ちでレコーディングできた」と話している。

 一方、リュ・ジャリャンは 韓国にもう数日とどまり、アルバムジャケットを撮影する予定。収録曲『ロミオとジュリエット』のイメージをはっきりさせるためタレントのカン・ウンビとグループTAKEのメンバー、ネイサン・リーがロミオとジュリエットを演じ撮影する。

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