『トカゲ』『裸足のキボン』など27日公開3作‘火花散らす’

 映画のオフシーズンと呼ばれる4月末頃、韓国映画の花火を散らす3作品が公開される。

 『トカゲ』(カン・ジウン監督、アッチム制作)、『裸足のキボン』(クォン・スギョン監督、テウォンエンターテインメント)、『死生決断』(チェ・ホ監督、MKピクチャーズ制作)が今月27日封切られる。これらの作品は特別な素材を取り上げていることから今年上半期の期待作と見られているうえ、同じ日に公開されるため激しい対決が避けられない。3作品は2人のスター俳優をツートップに立てているという共通点がある。『トカゲ』は映画制作業界公認のカップル、チョ・スンウとカン・ヘジョンが初めて恋人同士として出演、早々に話題になっている。『裸足のキボン』では『大変な結婚2』で共演し、息がピッタリあったところを見せていたシン・ヒョンジュンとキム・スミが再び共演する。『死生決断』はリュ・スンボムとファン・ジョンミンのカリスマ対決が映画の展開で大きな軸となっている。


◇『トカゲ』

 『トカゲ』は20年間つきあいのあるチョガン(チョ・スンウ)とアリ(カン・ヘジョン)の神秘的な恋物語を描く。出会っては別れ、別れたかと思えばまた出会う2人のはっきりしない関係が好奇心を刺激する。去年それぞれ『マラソン』と『トンマッコルへようこそ』で一躍、韓国映画の柱になったチョ・スンウとカン・ヘジョンのカップルが今回はどんな演技を見せてくれるのか期待される。


◇『裸足のキボン』

 『裸足のキボン』は実話をもとにした感動の人間ドラマ。実際の年齢は40才だが、知能は8才のまま止まってしまった独身男キボン(シン・ヒョンジュン)が老母パルスン(キム・スミ)を喜ばせるために陸上大会に出場した実話を映画化した。障害者と陸上という設定は『マラソン』や米映画『フォレスト・ガンプ/一期一会』をふと連想させる。しかし『裸足の・・・』は親孝行という他とは別のキーワードで観客の涙を誘う狙いだ。


◇『死生決断』

 『死生決断』はアクション・ノワールを目指しただけに特に違うムードを漂わせる。釜山を背景に極悪麻薬販売元締め(リュ・スンボム)と極悪刑事(ファン・ジョンミン)が自らの縄張りを守るため死生決断(死に物狂い)の衝突をする。登場人物像にぴったりの性格俳優2人のキャスティングは作品最大の美徳。ただ、他の2作品に比べ主なターゲットになる観客層が狭いというのが弱点。これをどのように克服するかによって、興行成績の明暗が分かれそうだ。

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