朴贊郁(パク・チャヌク)監督の『オールドボーイ』とキム・ギドク監督の『うつせみ』(英題『3-IRON』)が米ニューヨーク・リンカーンセンターが発刊する映画情報誌フィルムコメントの「読者が選ぶ2005年ベストフィルム50」に選ばれた。
5日フィルムコメント誌の読者アンケートによると、昨年米国で公開された映画を対象にした「2005年ベストフィルム50」で『オールドボーイ』は32位、『うつせみ』は45位を獲得した。チェ・ミンシク、ユ・ジテ、カン・ヘジョン主演の『オールドボーイ』は昨年3月25日、イ・スンヨン、ジェヒ主演の『うつせみ』は昨年4月29日に米国で公開された。
これに先駆け『オールドボーイ』は1月、フィルムコメント誌の映画評論家が選ぶ「2005ベストフィルム50」でも韓国映画で唯一ランクインし、36位を記録した。
フィルムコメント誌の読者が選ぶ2005年最高の映画はデビット・クローネンバーグ監督の『ヒストリー・オブ・バイオレンス』 が獲得。続いてウォン・カーウァイ監督の『2046』が2位、ジョージ・クルーニー監督『グッドナイト&グッドラック』が3位、アン・リー監督の『ブロークバック・マウンテン』が4位の順になった。