最近、放送終了した日本のドラマ『輪舞曲-ロンド-』の植田博樹、吉野有子プロデューサーが4日、日本のサンケイスポーツとのインタビューで、一部メディアで報道されたチェ・ジウに対するバッシング記事について「事実でない」と反論した。
同紙5日付報道によると、「ジウが煙を嫌ったため撮影現場はたばこ厳禁になった」「撮影は“ジウ待ち”が多く、休みも取りたがるため現場の雰囲気が悪くなった」「食事に注文が多くキムチがないと機嫌が悪かった」「打ち上げの開始がジウの遅刻で遅れた」などの疑惑について一つ一つ反論した。
タバコ厳禁疑惑について「監督も吸っていたし打ち上げでもみんな吸っていました。テレビ業界ではたばこを吸う人が多いのであり得ない話」と語った。
「ジウ待ち」疑惑について、同プロデューサーらは「ジウさんは宿泊先で化粧をしてくる程度なので待たされることはなかった。『もっと出たい』と言うぐらい撮影にも積極的で休みを要求されたことはない」と話した。
「キムチ」疑惑について、同プロデューサーらは「韓国では冷たいご飯は失礼にあたるが、ロケで弁当を出してもクレームが来たことは一度もなかった。(食事の際)『これは何?』と弁当を楽しみにしていた」と話した。
また、打ち上げが1時間遅れたということについても「ロケ自体が遅くなったのと大雨での交通渋滞のためTBS側が遅らせた」とし、「ほかの出演者や関係者にも説明してあったので問題はありませんでした」と説明した。
このインタビューで、植田博樹と吉野有子プロデューサーは、「アジアンマフィアをテーマにするなど内容が重く、ストーリーも難解だった」という指摘もあったとし、「もっと見やすいラブストーリーがよかった」との投書も届いたと話した。
これに対し、植田プロデューサーは「視聴率をとることよりもアジアに現実にある危機を描きたかった。今の時代だからできる作品」と説明した。