韓流映画&ドラマ、4月から続々と日本上陸②ドラマ

 暖かい春風と共に日本に新しい韓流の風が吹き込む。

 韓国の新作映画やドラマが大挙して日本に上陸する。様々なジャンルの映画やドラマが日本で紹介され、既存の恋愛ドラマに飽きてしまった韓流ファンにとって絶好のプレゼントになるものとみられる。

②ドラマ


 NHKは4月6日からNHK-BS2で『クッキ』を放送する。同ドラマは99年、韓国民放MBCで放送されたドラマ。女優のキム・ヘスの堂々たる演技が話題になった。4月6日(木)から毎週木曜午後10時放送。全21話。

 韓国ドラマの不朽の名作『砂時計』は、BS朝日で4月3日から毎週月曜日夜10時放送の予定。このドラマは韓国では95年1月に放送がスタートし、第24話の最終回まで国民的話題を集めた。カジノ街のボスの一人娘ヘリンを演じたコ・ヒョンジョンをはじめ、チェ・ミンス、パク・サンウォンといった俳優陣が爆発的な人気を集め、平均視聴率45.3%を記録した。

 昨年初めに韓国KBSで放映され人気を得たドラマ『快傑春香』は、3月31日から5月3日まで東京MXテレビで平日午後7時から放送される。韓国では2005年1月から3月までKBS第2テレビで放送された『快傑春香』は、当初有名スターが出演しないというハンディを抱えながらも、最終回で32.2%の高視聴率を記録するなど大人気を呼んだ。

キム・レウォン、キム・テヒ主演の『ラブストーリー・イン・ハーバード』は4月7日午後10時からBSジャパンで放送される。演出は『美しき日々』、『天国の階段』のイ・ジャンスプロデューサーが、脚本は『オールイン』のチェ・ワンギュが書いたとして話題を集めた。

BSジャパンはまた、アン・ジェウク、チェリム、リュジン主演の『オー!必勝』を4月2日から放送する。毎週日曜日午後1時放送のこのドラマは、全16話のラブコメディーで、元祖韓流スターのアン・ジェウク、歌手のイ・スンファンとの離婚で関心を集めているチェリムが主演し、コミカルな演技を披露する。


 昨年6~8月に韓国で放送された『復活』は、推理ドラマの新しいスタイルが話題になり、数多くの熱烈ファンを生んだ。特に『快傑春香』で活躍したオム・テウンが素晴らしい演技を見せ、スターダムにのし上がった。同ドラマはSo-netチャンネル749で4月5日から放送される。

 イ・ワン、パク・シネ主演のSBSドラマ『天国の木』は、フジテレビの衛星チャンネルBSフジで、4月6日から毎週木曜日午後9時に放送、フジテレビでは4月13日から毎週木曜日午前1時45分に放送される。フジテレビとBSフジで放送される同ドラマは、日本の声優の吹き替えで51分に編集されオンエアされる。また、フジテレビのケーブル放送CSフジでは、7月からオリジナルバージョンが字幕放送される。このドラマは制作段階から日本での放送を念頭に日本オールロケで撮影され、関心を集めた。

 5月にはKBSドラマ『ごめん、愛してる』がテレビ東京で放送される。 ソン・ジソプ、イム・スジョン主演の同ドラマは、2004年の放送当時、“ミサ(『ごめん、愛してる』の略)廃人(熱狂的ファン)”などの流行語を生み、若い視聴者たちから高い支持を受けた作品で、『バリでの出来事』『チェオクの剣』と共に多くの“廃人”を生み出した3大ドラマのひとつだ。


 3月から放送を開始したスカイパーフェクトTVのKBSワールドチャンネルでも多くの韓国ドラマが放送される。『黄金のリンゴ』、『おはよう、神様』など最近韓国で放送が終わったばかりの最新作や、昨年韓国で数多くの視聴者の涙腺を刺激したチェ・ジンシル主演の『薔薇色の人生』も放送される。

 このように春から日本の韓流ファンは様々なチャンネルで幅広いジャンルの韓国ドラマを視聴できるようになる。新しい韓流ドラマに対する日本人ファンたちの反応が注目される。

▶韓流映画&ドラマ、4月から続々と日本上陸①映画

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