「空前の大ヒットドラマ『砂時計』、日本輸出は難しかった」


 1995年、SBSで放送され大ヒットを記録したチェ・ミンス、パク・サンウォン、コ・ヒョンジョン主演のドラマ『砂時計』(脚本:ソン・ジナ、演出:キム・ジョンハク)が日本に上陸した。

 SBSプロダクションによると、同ドラマは4月3日から毎週月曜日午後10時、日本の衛星デジタル放送BS朝日で放送される。特に注目される点は、韓国では空前のヒットを記録した同ドラマの日本進出が容易ではなかったという点。

 実際、同ドラマは韓国で放送された際、爆発的なヒットを記録し、このドラマを観るために人々の帰宅時間が早くなったことから“帰宅時計”というあだ名までつけられたドラマだった。

 SBSプロダクションの関係者は同ドラマの日本輸出の過程がほかのドラマに比べ容易ではなかったとし、「日本で名の知られている韓流スターが出演していなかったためのようだ」と説明した。また、「このため輸出の過程が難航し、輸出単価も(一般人が予想しているほど)高くない」と話した。

 平均視聴率45.3%という大記録を作った同ドラマが輸出されるなら、高い単価で特級待遇を受けるだろうという予想は見事外れたという説明だ。

 しかし特級待遇はなかったにせよ、同ドラマの輸出が示唆する意味は大きい。それは「韓流スター」の力で輸出されるのではなく、作品性ひとつで日本のテレビ界に進出できたという点だ。このため同ドラマが日本でどんな評価を受けるかが注目される。

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