22日からSBS水木ドラマ『不良家族』がスタートする。昨年SBSが放送した『不良主婦』とタイトルが似ているうえ、ユ・インシクプロデューサーが再び演出するということから“不良シリーズ”という言葉も聞かれる。しかし、続編ではない。
小学生のナリムが、交通事故で家族を失い記憶喪失になるというやや悲劇的な設定で物語は始まる。しかし、そこにナリムの記憶を取り戻すために家族代行(?)業者が登場して“ニセ家族”になり、ドラマはいきなりコミックモードに突入する。
普段、大衆が持っているイメージとは正反対のキャラクターを演じる出演陣の新たな演技がドラマ視聴のポイント。『不滅の李舜臣』のキム・ミョンミンがニセ家族の総指揮をとる叔父ダルゴン、『甘いスパイ』を終えたばかりのナム・サンミがちょっとワルなニセの姉ヤンアとして登場する。
ヒョンヨンはダルゴンに思いを寄せる大人の女ハ・ブギョン。『不良主婦』で子役ソンイ役を演じたイ・ヨンユ(8)が子役ナリムを演じる。「ダルゴン」「ヤンア」という名前がコミカルだが、映画ではなく地上波ドラマという点にやや抵抗感を感じる視聴者もいるようだ。