中国にイ・ヨンエ小学校誕生


 中国に「李英愛(イ・ヨンエ)小学校」が誕生した。

 中国の新聞社など中華圏のメディアは20日、『宮廷女官チャングムの誓い』(原題『大長今』)のスター、イ・ヨンエが中国浙江のある田舎の学校に巨額の寄付をし、同校が校名を『李英愛小学校』に変えたと報じた

 イ・ヨンエは17日午前、上海南部の浙江省のある田舎の村を訪れた。3時間船に乗ってから30分余り車で山道を回り回ってようやく辿り着いたところは淳安県浪川の七堡小学校。

 廃校の準備をしていた在学生100人足らずの同校は、イ・ヨンエが5万ドル(約5000万ウォン)という巨額の寄付金を寄託し、廃校の危機を免れた。学校が廃校になったら生徒たちは村から約10キロ離れた県内の学校に歩いて通わなければならなかった。


 イ・ヨンエが村に到着すると住民たちはプラスチックの造花で村を飾り、『宮廷女官チャングムの誓い』の主題歌を歌って熱烈に歓迎した。一部住民はイ・ヨンエを一目見ようと木の上に登るなど村全体がお祭りムードに包まれていたと中国の新聞社は報道した。

 イ・ヨンエはこの日、学校の修理のための寄付金のほか、玩具や本などたくさんのプレゼントを子どもたちに贈り、今後毎年一度ずつ学校を訪れると約束したとメディアは伝えた。イ・ヨンエの誠意に答えるため、学校側は直ちに校名を「李英愛小学校」に変え、新しい学校の看板を掛けた。

 イ・ヨンエが訪れた学校はイ・ヨンエを会社のイメージキャラクターに起用した中国の養生堂が2カ月かけて探した学校だ。イ・ヨンエが養生堂と結んだ契約金の額は明らかにされていないが、養生堂社長は「イ・ヨンエとの共同プロジェクトの価値は契約金よりずっと価値ある」と自負した。

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