『王の男』 イ・ジュニク監督、米の有力各紙とインタビュー


 韓国映画史上、最高の観客動員記録を打ち立てた映画『王の男』(イ・ジュニク監督、イーグルピクチャーズ、シネワールド制作)に米の有力各紙が強い関心を示している。

 『王の男』のイ・ジュニク監督は17日、米ニューズウィーク紙・ニューヨークタイムズ紙とそれぞれ単独インタビューを行った。イ・ジュニク監督は同日午後3時頃、ソウル忠武路のシネワールド事務室で約1時間、ニューズウイークやニューヨークタイムズ取材陣のインタビューを受け『王の男』の成功要因・魅力・海外進出計画などについて質問に応じた。

 イ・ジュニク監督は「『王の男』の異例の興行成功や最高観客動員が取材陣の主な関心事だった。熱い雰囲気の中で話を交わすことができた」と感想を述べた。

 「英語字幕バージョンを見て来たというある記者は、外国人でも理解に全く支障がなく、映画を楽しめたと言っていて、印象に残った」ともいう。


 別の映画関係者は「『王の男』が比較的少ない予算で最高の興行成績を出したことについて、海外では関心が高い。直接配給形式で日本や米国で公開を準備するなど、海外進出を前にしているだけにさらに話題になっているようだ」と説明している。

 『王の男』は角川ヘラルドとともに来年初めに日本での直接配給が進められている。米でも直接配給方式で大規模な公開を計画中。これに順天大学碩座教授の金容沃(キム・ヨンオク)氏が英訳を担当することで話題を集めた。

 一方、昨年12月29日に公開された『王の男』は、今月5日に1178万人を動員、『ブラザーフッド』のこれまでの記録を越え、最高興行の韓国映画になった。公開12週目の現在も1200万人を動員し、興行記録を伸ばしている。

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