新鋭監督チョ・チャンホ監督(33)の映画『ピーターパンの公式』が、12日夜(現地時間)に閉幕した第8回仏ドーヴィルアジア映画祭で審査員賞を受賞した。また、キム・ジウン監督の『甘い人生』は最優秀アクション映画賞を受賞した。
『ピーターパンの公式』は、大賞である「黄金のレンゲ賞」をめぐり中国の女流監督リ・ユ(33)の『Dam Street』と最後まで争い、好評を得た。チョ・チャンホ監督は「この映画は大変な苦労の賜物。私はついに戦いに勝ち、映画を作り続けることを決心した」と受賞のコメントを発表した。
『ピーターパンの公式』は、水泳選手として将来を期待された高校生が、母親が自殺を図り昏睡状態に陥ったことにより、その後壮絶な少年期を過ごしながら成長していく過程をテーマにした映画。新人オン・ジュワンとパク・ミンジが主演を演じた。
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